林内や原野の木陰に生え、地下茎が長く横にはう。鶴が翼を広げたように2枚の葉があり、上の葉の付け根から花茎を出し多数の白い花をつける。ユリ科でありながら花弁やおしべの数が4という変わった存在である。秋になると、実が真っ赤に熟して宝石のように美しい。葉のつき方や葉脈の走り方を鶴の舞う姿にみたててこの名がつけられた。
5~6月