カッコウの托卵性はよく知られる。托卵性とは自分で巣を作らず、他の鳥の巣に卵を産みこみ、ヒナを育てさせる寄生繁殖である。カッコウの場合、仮親として昆虫食の小鳥を選ぶことが多く、一つの巣に1個ずつ卵をあずける。組まれた卵は仮親の卵より1~2日早く孵化し、孵化したヒナは、その後仮親から餌をもらい成長し、7月には行って親離れして独立する。
※野生動物です。必ず観察できるとは限りません。
カッコク【kakkok】
アイヌはカッコウの鳴き声は大変美しいと考えている。