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熊にご注意ください

芦別岳を望む登山道
芦別岳を望む登山道
3月はヒグマが冬眠から目覚めます
3月はヒグマが冬眠から目覚めます
ミズバショウもヒグマの好物の1つ
ミズバショウもヒグマの好物の1つ

北海道の山々には、日本最大の陸生哺乳類であり、北海道の固有種でもあるヒグマが生息しています。北海道の豊かな大自然を代表する野生動物である一方、人がヒグマに襲われる事故も発生しています。
富良野周辺に登山口がある西岳、芦別岳、富良野岳はもちろん、農地や民家のある郊外でもヒグマが目撃されています。被害を防ぐためには、ヒグマに出会わないことが最善の方法です。


ヒグマはこんな動物です

【ヒグマの身体能力】
体長1.5m~2m ・ 体重100kg~400kg
昼夜問わず活動できる視力があり、鼻も耳も良く、人がヒグマに気づく前にヒグマが人に気づきます。

【ヒグマの食べ物】
フキやミズバショウなどの植物、ドングリやクルミなどの木の実、ヤマブドウやコクワなどの果実の他、アリやザリガニなど、また地域によってはサケを捕食します。

【ヒグマの1年】
3月~5月 冬眠から目覚め活動を始めます。
5月~7月 繁殖期のため活動範囲が広がります。
8月~9月 山に食べ物が少なくなり農産物への被害が多くなります。
10月~11月 冬眠に向けて木の実など色々な食べ物をたくさん食べる時期です。
12月~3月 地中の穴に入り、冬眠します。

ヒグマに出会わないためには・・・

① 登山前や山菜取りに出かける前にヒグマの出没情報を確認する。
② 単独行動をしない。
③ 人の存在を知らせるためにクマよけ鈴や笛を携帯し音を鳴らしながら移動する。
④ 万が一遭遇したときのためにクマ撃退スプレーを腰などに下げておく。
⑤ ヒグマが活発に活動する早朝や夕方は避ける。
⑥ ヒグマが人に気づきにくい霧や雨、強風の時は避ける。
⑦ 生ごみだけでなく空き缶やペットボトルも放置せず持ち帰る。
⑧ 焼肉などの匂いの強い料理は避ける。
⑨ ヒグマのフンや足跡、食べ跡などの痕跡を見つけたらすぐに引き返す。

ヒグマに出会ってしまったら・・・

〇遠くに見つけたら冷静にその場から立ち去る。
〇クマ撃退スプレーを持っている場合はすぐに使えるように安全装置を外して準備しておく。
〇ヒグマがこちらに気づいたらヒグマの移動方向を見定めながら静かに立ち去る。
〇近づいてきたらゆっくり後退して静かに立ち去る。
〇襲い掛かってきたら首の後ろを覆い隠し地面に伏せ致命傷を防ぐ

【やってはいけないこと】
〇近くで大声を出してはいけない/ ヒグマを刺激します
〇背中を見せて走ってはいけない / 逃げるものを追いかける習性があります
〇石などを投げてはいけない / ヒグマを刺激します
〇子グマに近づいてはいけない/近くに母グマがいます。すぐに立ち去りましょう。

ヒグマの性格は個体ごとに様々です。こういった対策が必ず事故を防いでくれるとは限りません。ヒグマとの事故を防ぐにはヒグマに出会わないようにすることが最も重要です。


ヒグマと遭遇、目撃した場合は、すみやかに警察または市町村にご連絡ください。
(富良野警察署 Tel. 0167-22-0110)